撮影記:ハンガリーブダペストの夜明け

2014年3月 国会議事堂の背後に登る太陽

ハンガリーブダペストは被写体が豊富で、僕が最も気に入っている撮影場所の一つです。歴史があり、ユニークな建造物があり、重いカメラ機材を担いで朝晩関係なく歩き回れる比較的安全な都市です。一言で綺麗な都市と言えると思います。

僕は仕事の関係で、過去数年でブダペストを頻繁に訪れる機会に恵まれました。ターキッシュバス、エスケープルーム、ビアバイクのツアーなど観光客に人気のアトラクションもいくつか体験しましたが、カメラ片手にブダペストの街中を歩きまわりました。写真好きとしてはやはり綺麗な都市ではゴールデンアワーの撮影がしたいもの。ただ、夕焼けを撮影することは残念ながら仕事の関係上どうしても難しく、朝焼けを撮ることを考えました。時差ボケがあることから朝焼けなら可能だろうと思っていました。

この写真はその一枚。まだまだ寒い春先の出張で、日が昇る少し前に目覚め眠い眼をこすりながらカメラと三脚を担いでホテルから出ました。正直なところ、全く何の下調べをせずにいたので、どこから日が昇るのかや被写体と太陽の位置関係など全く分からず何の期待もせずにいました。この時は本当にラッキーでしたが、被写体としても有名なハンガリー国会議事堂の背後に太陽が昇ってきました。

ポイント

  • 太陽が昇る方向を考えるとブダ側からペスト側を撮る必要がある。それを考量してかなり早い時間に起きて移動するか、最も近いヒルトンに泊まることを勧めます。ここのヒルトンはお薦めです。
  • 季節にもよりますが、朝晩は冷えるので暖かい格好で行く必要があります。
  • 早く到着する必要があります。ブダペストは世界的にも人気な観光地で、この場所は絶好の撮影スポットのため、早く到着し場所取りをする必要があります。早朝にも関わらず数人が僕と同じようにカメラと三脚を担いで来ていました。
  • 三脚とケーブルレリーズ。旅行、特に海外旅行に三脚は嵩張るとこから望ましくないのが事実ですが、三脚は朝晩の撮影には必須です。

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