撮影記:アリゾナ州ペイジ市 〜ホースシューベンド〜

似た様な写真を見たことがある方も多くいらっしゃると思います。アリゾナ州ペイジ市の南にあるホースシューベンドは、いかにもこれぞアリゾナ、これぞアメリカの大地と思わせる象徴的な場所です。

写真撮りの端くれとして、僕も自分の眼で見て撮影したいと思っていた場所です。が、場所的に遠い。車でフィニックス市から4時間、グランドキャニオンからも2時間半ほど離れた場所にあります。ペイジ市は2019年現在で7500人程度の人口の小さな市で、アンテロープキャニオンとホースシューベンドと、写真撮影メインの場所で特に他にできることがないなどの理由から、中々行く決心がつかなかった場所です。2014年4月に一泊二日でホースシューベンドでの夕日とアンテロープキャニオンを撮影するための旅に出ました。

ホースシューベンドは昨今のInstagramの人気・インスタ映えする被写体であることから、周りに何もないにも関わらず観光客で賑わう場所になりました。グランドキャニオン、ホースシューベンド、アンテロープキャニオンを併せたツアーなどもありますが、写真をガッツリ撮りたい場合は、単独で運転して行く方が良いでしょう。日没時の撮影を希望する場合は、数時間前から撮影スポットをスカウトしておく必要があります。また、かなり風の強い場所であることから、夕方は寒くなるので、それなりの格好をしていった方が良いですね。夕日を待つ時間潰しのために椅子、毛布、スナック・飲料、本などを持参することもお勧めします。

持っていくべきもの:

  • 超広角レンズ。僕が使ったのはTokina ATX 124 Pro DX
  • 三脚は必須
  • Graduated Neutral Densityフィルター

ここがイケてる:

  • とにかく素晴らしい景色。夕暮れでなくても、感動します。
  • 夕日が特に素晴らしい。写真撮りでなくても、行って損はない。

ここが残念:

  • 周りに本当に何もない。同じペイジ市にアンテロープキャニオンがあるので、そこにも行く計画を立てて行くべし。
  • かなり観光スポットになってしまった。大型観光バスで観光客が嵐の様に来て、写真を撮って嵐の様に去って行きます。

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