DIYカメラにはまった時期、かなりの時間をオンラインで費やしました。マッチ箱を使ったピンホールカメラの作成記事はかなりの数ありました。ただ、僕の目に留まったのはダンボール素材で作られたハッセルブラッド。
残念ながらハッセルブラッドは市販されておらず、設計図に関してもすでに入手不可能でした。が、ダンボールのハッセルブラッドをデザインしたKelly Angoodがクラウドファンディングを通して、VidereとViddyを販売していました。二眼レフを彷彿させるVidereは120ミリのフィルムを使う中判カメラ。コダックのブラウニーを彷彿させるViddyは120ミリと35ミリの両方に対応しています。ダンボールで出来ているものの、両方ともピンホールカメラです。
数カ所はアルミのピンとプラスチックの部品だけれど、基本は薄手のダンボールで、付属のテープと糊で作成します。
どちらのキットも、しっかりとした説明書もありダンボールも予めカットされていますが、作成は楽ではありませんでした。特にVidereには苦戦しました。ViddyはVidereの後にデザインされていたことからも、作成がしやすくなっています。
どちらのカメラも実際に撮影が可能ですが、いくつかの理由から実際には撮影に使っていません。まずは、僕がピンホールに慣れていないこと。フィルム、特に中判フィルムの価格は安くないことから、今ひとつ踏み出せないこと。最大の理由は、実際に屋外で撮影するには、ちょっと不安な作りなところでしょうか。見た目が良いことからも、僕としては飾りとして棚に置いています。
ここがイケてる:
ここが残念:
Official Siteから購入
コメントを残す