撮影記:アリゾナ州アンテロープキャニオン

2014年4月

アリゾナ州アンテロープキャニオンは、アメリカ国内だけでなく世界的にも有名で人気のある撮影スポットです。美しい砂岩と、渓谷に注ぎ込む神秘的な太陽光の写真をオンラインで見たことがある方も多いと思います。場所はアリゾナ州ペイジ市の東、ネイティブアメリカンであるナバホ族の土地の中に位置しています。ホースシューベンドと同様に、ここは僕が一度は撮影に訪れたいと思っていた場所です。

アンテロープキャニオンにはアッパーとローワーの2つがあり、僕はアッパーキャニオンを訪れました。アンテロープキャニオンはナバホ族に属しているため、国立公園などとは違い立ち入るためには、ガイド付きのツアーに参加する必要があります。2019年12月まではフォトグラファー用のツアーもあります。アンテロープキャニオンは間違いなく神秘的な自然を目にすることが出来る場所です。しかしながら、太陽光を写真に収めることが出来るかは天候に左右されることから運があることや、他のツアー参加者がフレーム内に入らないことなど根気やタイミングも重要です。太陽光が注ぎ込む場所は何箇所かありますが、ツアー参加者のほぼ全員が写真を撮ることから場所取りも大変です。

アンテロープキャニオンとオンラインでサーチし、オンラインで写真をみればどれだけ神秘的な場所かは一目瞭然だと思います。また、自分の手で神秘的な太陽光とキレイな砂岩を写真に収めることは、確かに素晴らしい体験でした。ただ、残念に感じることがあったのも事実です。神秘的な太陽光は間違いないのですが、これを更にクッキリと力強く見せるためにツアーガイドが砂を空中に振り撒くのです。。。また、ツアーは人数制限がありますが、同時にいくつものツアーグループが渓谷内にいるため神秘的な自然をゆっくりと楽しむことが出来ないことも残念です。

ここがイケてる:

  • 最も神秘的な景色の一つ
  • 渓谷内に注ぎ込む太陽光はゾクゾクと鳥肌が立つくらいに神秘的

ここが残念:

  • もう一つの撮影スポットであるホースシューベンドに近いものの、それ以外は何もない場所
  • ツアー参加者と写真家が多すぎる
  • ツアーは安価ではない。僕は$125払いました。

気をつける点:

  • 訪れる季節:それほど暑くなく、太陽光が力強く注ぎ込む春先が良いと思います。
  • ツアーの予約は事前にしておくべき。https://www.antelopecanyon.com や他で予約出来ます。
  • カメラ機材は自分のものではなく、借りることを薦めます。僕は自分の機材で行きましたが、砂と砂埃がすごくプロ機材でない場合は、カメラとレンズ内に砂が入り込みます。この場で借りることは出来ないので、事前に借りた機材を持ち込むのが良いでしょう。

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